ねむろの玄関口、花咲港。

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花咲港

正式には根室港花咲港区といいます。
春は、鮭・鱒、カニ、うに、秋はサンマ、イカ、秋鮭、冬にはタラ、スケトウと北の豊富な海の幸で、港は賑わいます。
最近では、北方領土在住のロシア人とのビザなし渡航の受入港として、またロシアとの貿易の窓口として根室の国際交流の拠点の港としての新たな役割を担っています。

花咲港
花咲港

オホーツク海と太平洋が結ばれる所

納沙布岬から千島列島に向けて線を引くと、それがオホーツク海と太平洋の境界と言われています。
境界線には法的・政治的・歴史的その他に特に意味はありませんが、「オホーツク海と太平洋」両方の魚が獲れると言う事で、他の海域にはない特徴があります。
オホーツク海と言えば、サケ・マス・タラ・ニシン・サンマ・カニなど有名ですが、太平洋側にある根室花咲港でも獲れます(獲りに行けます)。

オホーツク海と太平洋が結ばれる所

親潮と黒潮がぶつかる所

根室沿岸を通る海流は親潮ですが、もう少し南の方に黒潮とぶつかる(厳密にはぶつからないのですが)混乱水域があります。
混乱水域は良い漁場と知られ、岩手の三陸沖が有名ですが、「根室に霧が多い」のはこの混乱水域のためです(6,7月は多くの日が霧で覆われます)。

混乱水域の場所
混乱水域の場所

花咲ガニ
ハナサキガニ(花咲蟹)(学名:Paralithodes brevipes)は、根室のこのあたりでしか獲れない貴重なカニです(カニとは言いますが、学術的にはヤドカリの1種だそうです)。 濃厚な味が特長で、またえびのような味もします。カニ汁にするもよし。 しかし、先にも書いたとおり根室のこのあたりでしか獲れないので、道外はもちろん、北海道にいてもなかなか食べられません。 手っ取り早く食べるには花咲港他根室の各港に行きましょう!
花咲かに漁が解禁になるのは5月~6月ごろで、このころの時期から脱皮が始まります。脱皮したての蟹や産卵を迎えた蟹は、甲羅が薄く身入りもよくありません。甲羅が硬くなってきて、身やカニミソがビッシリと詰まってくる旬の時期は9~10月ぐらいになります。

花咲カニ

花咲港周辺マップ
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